dodaキャンパス活用事例 Vol.20

学生も人事も涙の内定承諾!ターゲット学生に熱い想いを届ける秘訣とは?

サークレイス株式会社/IT・通信
SalesforceプラットフォームやAnaplan、自社SaaS製品を利用した事業構想を提案するコンサルティングサービス、システム開発やシステムの保守・運用サポートを行うプラットフォームサービスの2つを中心的な事業とする、東京都のIT企業。近年急成長していることから新卒の採用予定者を前年の3倍にまで引き上げることが決まり、採用ルートを増やすために新卒ダイレクトリクルーティングのdodaキャンパスの導入に至った。

業種:IT・通信
規模:270名(2023年4月現在)
dodaキャンパスご利用の目的:母集団形成
       (左)大里様   (右)平尾様
  • 新体制ではじめての新卒採用プロジェクト。
  • 目標も去年比3倍になる中、ターゲット学生を目標人数採用できるか不安。

 

  • 豊富なプロフィール項目や検索軸を活用してターゲット学生を絞込み。
  • 学生一人ひとりのプロフィールを読み、カスタマイズした文面を送付。

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  • 内定出しした中の1名に関しては、学生も採用担当も涙を流して喜びを分かち合った。
  • 熱意を持って志望してくれる学生に出会うことができた。

この企業の成功ポイント

  • 興味関心のある分野と職種のかけ合わせでターゲット学生を絞り込む
  • オファーは直球勝負。学生の長所や魅力をストレートに伝える
  • 選考時は改善できるポイントをはじめ、フィードバックまで丁寧に行う

新体制ではじめての新卒採用のプロジェクト。目標も去年比3倍になる中、ターゲット学生を目標人数採用できるか不安。

①役割とミッション

採用活動において重視されている考えをお聞かせください

平尾様:採用活動は当社の人材を確保するために行っている活動です。同時に、我々はその活動を通して学生の夢や希望を実現する手助けができるはずだと考えています。どんな将来像を描くか、どんな業界や職種を志すか、多くの学生は採用活動を通して固めていきます。当社に入社するにしても、他社に入社するにしても、学生が納得したうえでその学生に合った道を選んでほしい。だからこそ、どうすれば相互に理解し合えるか、人生を考える手助けができるか、コミュニケーションの方法をはじめ、その人個人との向き合い方を真摯に考えることを心がけています。

例えばですが、我々は一次選考中、「この内容をアピールしたほうがいい」「エピソードはいいのだから自信を持って話したほうがいい」と、その場でフィードバックを行います。他社での面接を含めて、最大限力を出し切ってほしいからです。その際かける言葉にも気を遣っていますし、面接後に二人で「もっとこう伝えるべきだった」と話し合うこともありました。

24卒における、具体的な採用活動の課題はなんでしたか

大里様:第一に、新卒採用の目標人数を大幅に増やしたこと。当社はもともと中途採用での人材確保が中心だったのですが、事業の拡大に伴って新卒採用にも力を入れる流れができ、前年の目標人数10人から30人へと、実に3倍も目標人数を増やしました。

次に、まったく新しい採用チームだったこと。平尾は中途入社とはいえ入社1年目、私も中途採用チームから新卒採用チームに移ったばかりで、採用ツールをはじめとした昨今の新卒採用の時流には明るくありませんでした。

平尾様:「どうやって3倍なんて人数を……?」と手探り状態から始まりましたし、気持ちの面でも不安は大きかったですね。

②導入した決め手

採用予定人数3倍は大きな変化ですね。どのように解決に向かわれたのですか

平尾様:とにかく採用の規模感が変わりますから、採用ツールの見直しから手を付けました。ナビサイトのほか、すでに他のダイレクトリクルーティングも活用していたのですが、改めて別のダイレクトリクルーティングの導入も検討し、そこでdodaキャンパスと出会いました。

どの採用ツールもそうですが、「このサービスは広い学生層にアプローチしやすい」「このサービスは競合企業が多い」といったように、サービスごとに形成できる母集団や特徴が異なります。我々が課題としていた採用予定人数をクリアするには、まず入り口を多く持つ必要があったのです。とはいえ、どんな入り口でも構わないわけではありませんから、いたずらに増やすわけにもいきません。我々が重視するところの「学生と一対一のコミュニケーションが取りやすい」という点でまずはダイレクトリクルーティングから候補を考え、複数のサービスを慎重に比較検討し、最終的にdodaキャンパスに惹かれて導入を決めました。

dodaキャンパス導入の決め手はなんでしょうか

平尾様:大きく分けて2つあります。1つは、学生を検索しやすいこと。dodaキャンパスは学生のプロフィール項目や検索軸が豊富かつオリジナリティにあふれていて、オファーを送りたい学生を見つけやすいです。例えば、強みタグやスキルの表示がされているなど、他では見られないプロフィール項目がありました。学生の良さが一目でわかるのが良かったです。UIが見やすいのも、日常的に検索をかけるうえでは大きな利点です。次に、ベネッセi-キャリアが提供していること。大学教育に深く関わっているベネッセコーポレーションの資源を生かして、大学や学生の動向の情報を提供してもらえると期待したからです。大学教育の内容や学生が持っている価値観はどんどん多様化しています。同じ20代でも私のときとは就活のあり方が大きく異なるのです。その点、dodaキャンパスは多くの実りある情報をカスタマーサクセス(フォローの専任担当)の方が提供してくれたので、助かりましたね。

豊富なプロフィール項目や検索軸を活用してターゲット学生を絞込み。学生一人ひとりのプロフィールを読み、カスタマイズした文面を送付。

③導入後の運用

オファーから内定までの流れをお聞かせください

大里様:オファー後は希望者に対して説明会を実施し、さらに希望者に対して選考を実施します。選考は書類選考、適性検査、一次選考と進み、二次選考を経て最終選考です。お伝えした通り、選考では受け答えや内容のフィードバックまで行うのですが、説明会も同じくらい丁寧に学生とコミュニケーションしています。

平尾様:ただ一方的に説明するだけではつまらないですし、我々の学生に対する理解も深まりません。なるべくフランクな態度を意識しつつ、質問をしたり、質問してもらったりしながら、互いに理解を深める場としています。

オファーを送るうえで工夫されたことはなんでしょうか

平尾様:まず検索軸は、ITとコンサルタントの両方に興味を持っているかどうかを重視しました。そのうえでヒットした学生一人ひとりのプロフィールを見て、「あなたのここに惹かれました」とストレートなオファーを送っていました。最終的に送信した件数は約700件です。丁寧にプロフィールを見てから送っていたので、それなりに時間はかかりました。

大里様:ただ、カスタマーサクセス(フォローの専任担当)の方から振り返りの際に、「もっとこう訴求したほうがいい」「こう送ったほうがいい」とアドバイスしてもらえたので、作業時間こそ長かったですが、方向性で迷うことはありませんでした。

内定出しした中の1名に関しては、学生も採用担当も涙を流して喜びを分かち合った。熱意を持って志望してくれる学生に出会うことができた。

④成功のポイントと今後

dodaキャンパスを利用した結果はいかがでしたか

平尾様:すでに2名の内定者が出ています。そのうち1名については、採用担当者として冥利に尽きるエピソードがあります。遠方から二次選考に来ていただいたのですが、帰りの新幹線で悩んでほしくないと思って、その場で代表に確認を取って内定を伝えました。すると、その方が涙を流して喜んでくれて。それを見て、つい私も涙が溢れてきました。これまでと別の採用ツールできちんと数字を出せたことはもちろんですが、これだけ熱意を持って志望してくれる学生を見つけられたのも、大きな成果だと感じています。それも今まで獲得できていなかった難関大の方ですから、なおさら嬉しいですね。

大里様:dodaキャンパスはもともと単年度ではなく、継続して活用するつもりでしたが、成果を振り返って期待感はさらに大きくなっています。それも当社の採用活動の方針と、dodaキャンパスがマッチする部分が大きかったからでしょう。当社の想いをきちんと届けられるサービスとして、これからも活用していく予定です。

この企業の成功ポイント

  • 興味関心のある分野と職種のかけ合わせでターゲット学生を絞り込む
  • オファーは直球勝負。学生の長所や魅力をストレートに伝える
  • 選考時は改善できるポイントをはじめ、フィードバックまで丁寧に行う

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