①導入前の課題
採用手法の抜本的改革にチャレンジ
創業41年目を迎えた当社の、次の10年の先頭を切っていける方の採用が大きなミッションです。
当社でのキャリアは原則ITエンジニアからスタートしていただくのですが、中途採用でのITエンジニア転職市場の競争率の高さを考えると、新卒採用で自社に合う方を採用し育成していく方が堅実です。
当社の社風に合致した方を継続的に採用し、育成することで、会社の発展の一翼を担っています。
属性面では、情報系学部の方がメインターゲットです。人柄の面では「社風に合う方」というターゲット像を据えています。
当社のエンジニアは、汎用的な技術をお客様のニーズに合わせて活用する形で価値提供をしています。最終的には、そのままエンジニアとして技術を突きつめるキャリアと、エンジニアとしてのベースを活かしてお客様と折衝をするキャリアに分かれていくのですが、いずれにしてもお客様と向き合い続けてニーズを聞き出し要望に応える根性やストレス耐性が重要です。この環境に合っているかどうかを、3回の面接を通じて見極めています。
採用ノウハウの確立と採用費用の抑制が大きなテーマでした。
それまでは、採用担当者が1名で全てを担っていたということもあり、人材紹介のエージェントへの依存度が高くならざるを得ませんでした。その結果、採用費用がかさんでいた上に、自社に採用ノウハウが蓄積されず、採用期間も9月頃までと長期に及んでいました。
そこで、私が22卒から新卒採用チームに参画し、抜本的な改革をすることになりました。
ナビサイトも利用していたのですが、当社と同規模のIT企業はナビサイトで検索するといくらでも出てくるので、応募が来るのを待つ手法は運頼みのように感じました。そこで、今まで実施しておらず、費用も抑えられる手法を探している中で「dodaキャンパス」を知りました。