企業からのオファーを見逃さない! dodaキャンパス公式アプリ ダウンロード

業界研究のやり方をやさしく解説|就活を成功に導く業界研究の必須項目4つ

  • 業界・企業研究
  • 2021.10.13

就活を始めるときに意外とつまづきがちなのが、「志望業界が定まらない」「興味のある業界が見つからない」というところです。 そこでやっておきたいのが、自分に合った企業を見つける第一歩である業界研究。

本記事では、何から手をつければ良いのか、何をポイントに判断していけば良いのか、どんなツールを使用すれば良いのかを、わかりやすくまとめています。

企業単体ではなく業界全体をみると、業界の展望や将来性、企業の業界内の立ち位置なども分かります。

目次

    業界研究のやり方って?

    まず「業界研究をしよう!」と思っても、何から手をつけて良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか?業界研究は以下の手順で行うと、効率よく研究が進みます。

    自分の興味のある企業をピックアップ

    業界研究で1番最初にすることは、興味のある企業を1つ見つけること。 既にその企業を受けることが決まっている、という企業が無い場合も多いでしょう。そんなときは、なんとなくでも構わないので1つ選びましょう。「先輩が勤めている企業だから」「合同説明会の中で1番印象に残ったから」など、理由は何でもOKです。

    企業から業界全体に視野を広げる

    選んだ企業がなんの業種なのかを調べ、業界内でのその企業の立ち位置を知りましょう。企業の立ち位置を知るのには、他社との比較が大切になってきます。業界内の様々な会社と比較して、違いと共通点を探りましょう。そこで知った違いは、志望動機を書くときにとても重要になります。

    業界と業界の繋がりを知る

    興味のある業界がどんな仕事をしているかを知ることで、異なる業界とどのように繋がっているのかが見えてきます。異なる業界が見えてくると、そちらにも興味が出てくるかもしれません。そのときは、その業界の特徴(市場規模や職種、仕事内容、将来性など)や、業界内の有力な企業を調べていきましょう。

    求められている人材を考える

    同じ業界の企業に共通する点と、業界と業界の繋がり方から、求められている人材を考えます。営業であれば、他者に魅力的なプレゼンができるコミュニケーション能力など、適している素質や能力を知り、自分に合っているかを考えましょう。

    業界研究で注目すべき必須項目とは?

    業界研究のチェックポイントは以下の3つです。全てチェックしておくと履歴書の志望動機や、面接においても役立つので確認しておきましょう。

    業界の市場規模

    業界の全体像を把握するのは、とても大切です。全体の売上はいくらなのか、平均年収はいくらなのか、などの数値を知っておきましょう。また、業界内のプレイヤーのビジネスモデルや動向(売上・シェア)を把握しておくことも重要です。

    業界の仕事内容

    「誰を相手に」「どんな商品(サービス)を」「どのように売っているのか」の3つを知っておきましょう。顧客が企業である場合、なかなか仕事内容の想像がつきにくいもの。事業がどのように成り立っているのかを押さえておけば、仕事内容もイメージしやすくなります。

    業界の現状・課題・将来性

    業界の利益推移などから、業界の現状と将来性を調べます。現状や過去に問題があった場合は、何が原因なのかまでしっかり調べましょう。課題を明確にしておくことで、自ずと将来性も見えてきます。

    これから伸びる5つの業界!就活の業界選びに役立つ【2021年度版】

    業界研究でおすすめのツールは?

    インターネットが発達している現在、業界研究に使えるツールはたくさんあります。それぞれのメリットをご紹介するので、自分に合ったツールで業界研究を進めましょう。

    就職情報サイト

    1番手軽で利用者が多いのが就職情報サイトです。 手持ちのスマホや携帯で行うことができるので、電車に乗っている通学時間内などの隙間時間にも業界研究ができる手軽さが魅力です。また、本格的な業界研究の結果が載っているサイトもあり、利便性が高いのが特徴です。

    新聞やニュース

    新聞やニュースなどは、特定業界や社会全般の最新動向を知ることができます。就活の面接では、社会動向などの一般常識を聞かれることも多々あるので、新聞で自分の興味のある業界以外の動向を知っておくのはおすすめです。

    書籍や雑誌

    「就活四季報」や「業界地図」は、膨大なデータを1冊で知ることができるのがメリットです。業界の成長度なども記載されているので、現状を知りたいときにぴったりです。

    業界団体のホームページ

    各業界の企業が参加している業界団体のホームページには、業界の近況が記載されていることが多いです。最新情報もすぐに掲載されるので、利便性も高いです。業界によって違いますが、チェックしてみる価値はあるでしょう。

    合同説明会

    1度に多くの企業を知ることができる合同説明会は、企業や業界の比較をするのに最適な機会です。その場で気になったことは質問可能なのもポイント。企業や業界について多くを知ることで業界全体への理解も深まります。

    まとめ

    最後に改めて、業界研究でやるべきことを確認しましょう。

    1自分の興味のある企業をピックアップ

    なんとなくでも構わないので、興味のある企業を1つ以上ピックアップする。

    2企業から業界全体に視野を広げる

    ピックアップした企業の業界における立ち位置や、競合他社の情報を調べる。競合他社との違いや共通点を知ることで業界全体の理解も進む。

    3業界と業界の繋がりを知る

    興味のある業界を調べていくことで、異なる業界との繋がりも見えてくる。異なる業界に対して興味が湧けば、その業界の特徴や有力企業も調べていく。

    4業界内の共通点から、求められている人材を考える

    同じ業界の企業に共通する特徴を把握し、そこから、求められている人物像を推測する。

    業界研究は、自分にぴったりの企業を見つけるためも重要なステップです。業界のビジネスモデルを知っておくと自分のアピールを具体的にできるので、企業に評価されやすい志望動機を書くことができる、というメリットもあります。就活前に細かい部分までしっかり研究しておきましょう。

    keyboard_arrow_up