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文学部は就職に有利?それとも不利? その理由とおすすめ資格もあわせて紹介!

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  • 2019.02.07

文系の学部において、最も就職率が悪いと言われる「文学部」。そう聞いたことで、就活を前に不安を感じている学生も多いのではないでしょうか。

この記事では、文学部の就職の実態や就活に有利な資格、文学部に最適な業界について解説します。

“文学部の学生は就職に不利”といわれる理由

文学部で学ぶ内容は、日本文学や海外文学、哲学や歴史学など、どちらかといえば教養に結びついたものが中心です。その反面、これらは職務に直接活用できる知識ではありません。そんな背景から、「就職後、文学部の学生はすぐに戦力にならないのではないか」というイメージが先行してしまうのです。

また、面接で「文学部に進学した理由」を聞かれたとき、多くの人は「本が好きだから」「哲学に興味があったから」と答えるかもしれません。しかし、就職活動で学生に求められるのはあくまで“ビジネスの視点”であり、単なる興味で学部を選択したという回答は不利に働くことも少なくありません。

このような理由から、文学部の学生に対して“ビジネスにつながらない”と思い込む人事の方もいます。実際に早稲田大学、慶應義塾大学における文学部の就職率を見ると、経済学部の就職率との間に差が生じていることがうかがえるでしょう。

早稲田
81%(参考:全体95.5%、政治経済学部85%)

慶應
84%(参考:全体74%、経済学部92%)

2017年度 早稲田大学進路状況

慶應義塾大学 2017年度 業種別就職及び進学等状況

ただ、文学部の学生だからといって、悲観的になるのは早まった考え。たとえば文書の作成や物事の考え方という視点で見れば、文学部で得られる知識はビジネスにもつながっています。当然ながら、就職活動に対してしっかりと準備をしている学生は文学部だということに関係なく内定を獲得しており、必ずしも「文学部だから就職できない」とは言い切れないのです。まだ就活をしていない文学部生は、この記事で得た情報を足がかりに就職活動はじめてみてください。

文学部に人気の業界は?

では、文学部の学生は就職先としてどのような業界を志望しているのでしょうか。文学部の学生の間で特に人気のある業界を見てみましょう。

・出版業界

「読書が好きだから文学部に入った」という学生の多くは、漫画や雑誌、書籍に関わる仕事を志望しています。

「好きなことを仕事にできるから楽しそう」「高収入が期待できそう」などのイメージも強いですが、出版社の採用人数はごくわずか。大手でも数十人、中小となると定期的に採用をしていないことも珍しくありません。いくら出版不況と言われていても、志望者が未だ多い以上、出版業界が“狭き門”であることは変わらないようです。その上、出版業界の選考は筆記問題や作文が選考で課されることも多く、対策にも時間や労力がかかります。

最近では、書籍や雑誌だけではなく、インターネット上でメディアを運営している企業や、電子書籍やオーディオブックといったIT技術を使ったサービスを提供しているところもあります。気になった方は、紙媒体の企業だけでなく、いろいろと調べてみましょう。

・広告業界

「クリエイティブな仕事ができる」「華やかでスケールの大きい仕事に携わることができる」という理由から、根強い人気を誇る広告業界。大手三社である「電通」「博報堂」「ADK」は就活人気企業ランキングでも常に上位に挙がっています。

広告業界を目指す他学部の学生は、早い段階から業界研究を始めたり、インターンとして現場で働いたりと、積極的に内定獲得に向けて動き出しています。また大手広告代理店では、選考時(または入社前後)に「クリエイティブテスト」が課されることも。こうしたテストはSPIのように正解があるものではありません。本や映画、音楽などから意識的にインプットをし、表現の引き出しを増やしておく必要があります。「なんとなく格好いいから」「最先端の仕事だから」という理由で志望するだけでは、多くのライバルには勝てないでしょう。

・金融業界

文学部を含め、多く就活生から人気を集めている業界といっても過言ではない“金融業界”。銀行はもちろん、証券会社や保険会社など安定性のある企業を求める傾向が見られます。

しかし志望する学生が多く、人事からは経済の仕組みについて学んでいる経済学部や経営学部の方が即戦力になると思われがちです。やはり「安定しているから」という安易な志望動機ではなく、事前の企業研究を徹底しておく必要があります。

文学部の知識が活かせる業界と持っておきたい資格

先述した通り、文学部は他学部と比べて「ビジネスに結びつかない」という先入観が強い学部。この状況を打破するためには、文学部で得た知識を活かせる専門職や、資格の取得を検討するのも重要です。

・教員免許

文学部には、国語や社会、英語の教員免許を取得する学生が多くいます。教員免許は、教育業界への就活に大きなアピールとしてはたらくことでしょう。

教育業界は学習塾や予備校の講師のほか、教育関連の出版社や教材アプリの開発など、幅広い企業があります。社会全体としても「リカレント教育」など、教育の重要性が再評価されており、今後人気業界となる可能性が秘められているのです。

・学芸員や図書館司書の資格

文学部では、教員免許の他にも、学芸員や図書館司書の資格を在学中に取得できます。学芸員や図書司書の募集は多くないうえ、倍率も高い職業です。資格を得て終わりにするのではなく、就職のチャンスとして検討しても良いでしょう。

・プログラミング

2020年から小学校で必修科目となるプログラミング。今後、ますます私たちの生活に欠かせないものとなるでしょう。実際に各企業でエンジニア職が求められていることもあり、文学部からエンジニア系の仕事に就く人も増加しています。

「文系には難しそう」なんてイメージを抱くかもしれませんが、そもそもエンジニア職は「他人が作成した資料を読解し、理解する力」や「求められる情報を整理し、まとめる力」が必須。最近では、いろいろな書籍やインターネットサービスが出てきており専門的なスキルを独学で学ぶことも不可能ではなく、初心者でも合格が目指せる資格もあります。スキルを身につけるうえでのエピソードや過程も、就活をするうえで強い武器となるはずです。

“文学部は就職に不利”という言い訳をする前に

最終的な採用の決定打となるのは、当然ながら学部ではなく就活生の人間性。「文学部だから就職できない」と自分に言い聞かせていては、希望する業界や企業の内定は遠ざかります。

自分の経験やスキルを磨く方法は、決してゼロではありません。企業研究や資格の取得、インターンシップへの参加など、いろいろなことに挑戦し、就活を有利に進めていきましょう。

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